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ツナグ

*****************************************************

突然死したアイドルに。癌で逝った母に。喧嘩したまま
亡くなった親友に。失踪した婚約者に。死者との再会を
望むなんて、生者の傲慢かもしれない。間違いかもしれない。
でも―喪ったものを取り戻し、生きるために会いにいく。―

*****************************************************

5編からなる連作短編集。
なんだか、先が気になって一気読み。

図書館で順番待ちしただけの甲斐があった。

死者とたった一晩だけ会わせてくれる「使者(ツナグ)」
色々な人物が使者に頼みにくる訳だけど
それぞれの主人公達の背景が誰にでも起こりうる事で
設定されてたので、物語にすんなりと入る事が出来た。

ネタバレあり。
続きを読む方はご注意を。


特に良かったというか読後感が強く残ったのが
3章目の「親友の心得」
大どんでん返しで、ビックリ。
えっ?結局、御園は知ってたの?
知らなかったの?
嵐が水を出して、それを止めたのは御園だと思うんですよね。
だから、あの場所での事故は偶然だと解釈したんですけど・・
でも、コートの一件があったから、
「道は凍ってなかったよ」という伝言を残し
嵐に意地悪したくなったんじゃないかと。
ただの意地悪にしては度が過ぎてるといえば
過ぎてるんだけど、私、読み違えてる??
誰か、教えてください。

死者との面会を叶えて、希望の一歩を踏み出す人
絶望や後悔をかかえて生きる人。。
そういった話で終わるのかと思いきや
ラストの章で
「死者との面会を望むのは
  生きている者のエゴなんじゃないか?」という
なんとも重たいもので
なんだか、色々と考えさせられてしまった。

死んでしまったら、どんなに会いたくても
会う事は叶わず、後悔も懺悔も一生持ち続けなくてはいけない。
でも、死んでしまった者と会う機会を得た事で
その後悔してた事をなくしたり
懺悔したりするというのは、こちらの一方的な気持ちの
押し付けであって・・・
なんとも、深いテーマの物語だったなぁと。

奇蹟的に出会える機会が出来たとしても
うまく言葉が出なかったり、怖気づいたりして
逃げ出してしまったりと色々な登場人物が居たけれど
私だったら、誰に会いたくて、もし会えるとなったら
どういう行動をとるだろう??と考えてしまった。

明日には、人間どうなってるか分からない。
今日ある事が明日もある事とは限らないし
そう思って、毎日後悔しないような生き方をしないといけないね。

★★★★★




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テーマ : 読んだ本の紹介 - ジャンル : 本・雑誌

タグ : 読書 辻村深月 ミステリー

コメント

No title

こんばんは^^
良かったですよね。もし自分だったら・・・って言う事を考えずにはいられませんでした。誰に会いたいのか、自分が死んだら誰か会ってくれるのかとか^^;
ツナグの歩美君はとってもかっこよかったです。
彼ならきっとツナグを務め上げられますよね^^

苗坊さん☆

> こんばんは^^
> 良かったですよね。もし自分だったら・・・って言う事を
 考えずにはいられませんでした。
 誰に会いたいのか、自分が死んだら誰か会ってくれるのかとか^^;
> ツナグの歩美君はとってもかっこよかったです。
> 彼ならきっとツナグを務め上げられますよね^^

 成長した歩美君を見たいですね。
 続編、出してくれないでしょうか?w
 久しぶりに辻村作品を読んだのですが
 やっぱり、この方の本は面白かったです。
 次は「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」を
 読んでみたいですね~。

No title

日々本を読んでいるせいか次から次へと忘れてます(爆)
でもこれは、御園の悪意というかなんっというか・・・
御園から聞いた歩美のコートのブランド(?)をさぞかし嵐がわかってます~って感じで歩美に言ったのではないかと思い、そこから悪意が芽生えたのでしょうか。
女の嫉妬は死んでからでも怖いのかと。
自分の死より恋の裏切りの気持ちの怒りが嵐を傷つけたと思ってます。
あくまでもあたしの考えですが(^^)
「アイドルの心得」は飯島愛のこと・・・ですよね?

No title

こんにちは
いっぱい読んではりますね~
辻村さんの本をまだ読んだことがないので、今読んでる本が終わったら図書館で借りてみたくなりました!
ゆきさんのブログ、リンクさせてもらいました♪

igaigaさん☆

> 日々本を読んでいるせいか次から次へと忘れてます(爆)

 私も、同じですよ。読んだ事を忘れ
 同じ本を借りてしまう事も多々あったりしますw

> でもこれは、御園の悪意というかなんっというか・・・
> 御園から聞いた歩美のコートのブランド(?)を
 さぞかし嵐がわかってます~って感じで歩美に
 言ったのではないかと思い、そこから悪意が芽生えたのでしょうか。
> 女の嫉妬は死んでからでも怖いのかと。
> 自分の死より恋の裏切りの気持ちの怒りが嵐を傷つけたと思ってます。
> あくまでもあたしの考えですが(^^)

 なるほど。そういう考えもありですよね。
 この章は人によって色々なとらえ方が出来ると思います。
 だからこそ、強烈に印象に残ったのかも。。

> 「アイドルの心得」は飯島愛のこと・・・ですよね?

 私、全くそう考えなかったんですよね。
 他の方のブログを読んで「そっか~」と思った位ですw

ケイママさん☆


> 辻村さんの本をまだ読んだことがないので、
 今読んでる本が終わったら図書館で借りてみたくなりました!
> ゆきさんのブログ、リンクさせてもらいました♪

 こんにちわ。コメントありがとうございます。
 辻村さんもなかなか面白いですよ。
 好き嫌いがあるかもしれませんが・・・
 でも、試しに是非、どうぞ♪
 ブログ、リンクしてくれたんですか?
 ありがとうございます。
 これからもよろしくお願いしますね♪

No title

こんにちは。
お返事遅くなってごめんなさい。

亡くなった人に会えたからって全ての人が幸せって訳じゃないっていうのが
なるほどなぁ、上手いなぁって思いました。

ななさん☆

> こんにちは。
> お返事遅くなってごめんなさい。
>
> 亡くなった人に会えたからって全ての人が幸せって訳じゃないっていうのが
> なるほどなぁ、上手いなぁって思いました。

 確かにそうですよね。
 必ずしも、会えたからといって幸せになるとは限らない。
 会っても後悔する事もある。。
 だからこそ、物語に惹きこまれたのかもしれません。

こんにちは。

私も一気読みでした!
ラストの章で、歩美くんが色々なものと向き合って、自分なりの答えをきちんと出すところがよかったです。
3章はびっくりでしたね。そうくるか!?と思いました。最後の章で更にぞくっとしました(^_^;)

sinobuさん☆

> 私も一気読みでした!
> ラストの章で、歩美くんが色々なものと向き合って、自分なりの答えをきちんと出すところがよかったです。
> 3章はびっくりでしたね。そうくるか!?と思いました。最後の章で更にぞくっとしました(^_^;)
 
 コメントありがとうございます。
 歩美君の今後の成長を是非、見てみたいですね。
 3章は、本当に心にずーんと来ました。

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