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夏樹果波は、幸福の絶頂にいた。仕事で成功した夫
高層マンションでの新しい生活。ところがそんな矢先
子供を身ごもった。予期せぬ妊娠だった。中絶という苦渋の
選択をした瞬間から、果波の精神に異変が起こり始める。
精神の病か、それとも死霊の憑依なのか。科学と心霊の狭間で
夫と精神科医が治療に乗り出すが、二人の前には想像を絶する
事態が待ち受けていた―。

******************************************************

「性」と「命」がテーマだと感じた。
最初の導入部分から引き込まれっぱなし。

もし私が、「中絶して」と言われたらどうするだろう??
妊娠が分かった時に「中絶」なんて言葉は思い浮かべたくもないし
言われたくもない。好きな相手との間に子供が出来た女性なら
きっと同じように感じるはず。
この本、女性はすごく共感を感じる本ではないだろうか。


ネタバレあり。
続きを読む方はご注意を。



修平も良かった。彼女を追い込んだと責任を感じるけれど
責任感だけでなく愛情を持って接した。
途中、彼女を投げ出そうとするけれども
自分の気持ちに向き合い、立ち向かい
彼女を護りたい、愛してると再認識する場面も感動的。
今回の出来事で、修平が「男」から「父親」へと
意識が変わっていく様が手に取るように感じ取れた。
そして、読んでた私は「男性の意識」というのを
再確認したような気がする。
やはり、実際に命を育む女性と男性との間には
大きな意識の違いがあるんだろうなぁ。

久美の存在も忘れてはならない。
久美は結果的に果波、その子供、そして磯貝を
救ったのではないだろうか。
修平にも大事な事を気づかせた。
磯貝は果波を治療するつもりで結局は自分自身が
治療されていたように感じる。
途中、読んでいて背中が寒く感じる部分もあったけし
専門的用語が出てきて「ん?」と思う部分もあったけど
終わってみれば、あたたかさが残る本になっていると思う。

結局、果波の症状が精神的なものだったのか
霊的現象だったのかの判断は最終的に読者に任されてることも
本を読む手が止まらない一因になっている。

女性はもちろんの事、特に男性に読んで欲しい。

★★★★★

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タグ : 読書 高野和明 家族

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