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孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された
生活を送る天才工学博士・真賀田四季(まがたしき)。
彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を
切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授
犀川創平(さいかわそうへい)と女子学生
西之園萌絵(にしのそのもえ)が、この不可思議な密室殺人に挑む。

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本格ミステリーとの事で図書館で借りてきた。
面白い事は面白いかな。
死体が現われるシーンではゾクゾクしたし
展開も物凄く期待させられもしたし。
ただ、ところどころに出てくる専門用語に参った。
分かる人には分かるんだろうけど
私には何のことやら??
理系の人向き?
まぁ、勉強になる部分もあったけど。

それと、人物描写がいまひとつ。
「天才」と「お嬢様」という枠組みで片付けてる気がする。
もう少し掘り下げて欲しかったかも。

そして、そして。。。。


ネタバレあり。
続きを読む方はご注意を。



トリックは納得し感動さえしたんだけど
動機がなぁと。。

まぁ、自分(四季)を娘に殺すように言うというのは分かる。
自分が「死ぬ」という事で自由になるんだから。
でも、娘が自分を殺す事が出来なかった時に
自分が「自由になりたい」という動機だけで
娘を殺すものだろうか。
いくら、名前もつけずに育てたとしても
14年も育てれば、それなりに愛情なり情が湧くのが
人間だと思うんだけど。
娘だって、本当に冷酷に育てられてたら
四季博士を殺す事にためらいを感じなかっただろう。
でもそうでなかったからためらい殺せなかったと思うんだけど。
それも「天才」という一言で片付けてしまってるのが
納得いかないというか腑に落ちないというか。。

最初から最後まで「天才」がキーワードになっていて
結局「天才にしか分からない」と言われてるようで
ちょっと不満気味になった本。

シリーズで出てるので続きは機会を
見つけて読んでみるつもり。

★★★+☆☆




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タグ : 読書 森博嗣 ミステリー シリーズ物

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