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相も変わらず図書館は四方八方敵だらけ! 山猿ヒロインの両親襲来かと
思いきや小さな恋のメロディを叩き潰さんとする無粋な良化「査問」委員会。
迎え撃つ図書館側にも不穏な動きがありやなしや!? どう打って出る
行政戦隊図書レンジャー! ――図書館の明日はどっちだ!?
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読み終わった第一の感想は
「えっ?!ここで終わり?そんな殺生な。。。」
だったりする。
だって、めちゃくちゃいいとこで
終わってるんだよね。
容赦なく「・・・To be continued」の文字。
ここで終わられたら、誰だって続きが
気になって仕方ないと思うんですけど。w
「
図書館戦争」に続くシリーズ第2弾。
前作は図書館の現状、つまり
「メディア良化法」なる物を説明する部分が
多く感じ、物語としてはちょっと満足感が
足りなかったけど今回は私にとって満足出来るものだった。
全体の構図としては、主要キャラ達の
サイドストーリーがメインで短編のようだったけど、
それぞれのキャラの人間像に深みが出たし、
前作以上に愛着が湧いた。
シリーズ化決定という事で、読み続ける為には
必要な1冊になってると思う。
この1冊の中で1番私が気に入った
サイドストーリーはなんと言っても小牧教官の話。
私は最初に「
レインツリーの国」を
読んでたから尚更良かったのかも。
毬江の「私のことだと思っていい?」のセリフには
思わず、切なくなってしまったよ。
出版された順番は「
図書館戦争」
「図書館内乱」「
レインツリーの国」らしいが
読む順番としては「
図書館戦争」
「
レインツリーの国」「図書館内乱」という
順番をお勧め。
その方が、「図書館内乱」に出てくる
「恋の障害」の一章は分かりやすいし
感情移入もしやすいと思う。
早く続きが出てくれないかな。
★★★★☆
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タグ : 読書 有川浩 恋愛 シリーズ物 漫画化
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