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百万の手

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家族を助けるため燃え盛る家に飛び込み
そのまま正哉は帰ってこなかった。
親友をしに追いやった放火犯の正体を必死に追う
夏貴がつかんだ恐るべき真実とは?

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読み終わって第一の感想が
「うーん」。。。。
ファンタスティックミステリとはなっているものの
ミステリー色の方が濃いかな。

主人公は中学生の少年。
この作品、全体的に欲張りすぎ。
友情・親子愛・医学的問題など
どれもこれもすっきり終わっていない感がある。


ネタバレあり。
続きを読む方はご注意を。



まず、私が引っかかったのは正哉の事。
死んだはずの正哉が携帯に現われて
事件の真相を探って欲しいと依頼する。
ここまではまぁ、いいかなと思うのだけど
この正哉、あっけなく居なくなっちゃうんだよね。
え?また正哉死んじゃうの?って正直思ったし
ここで死なせるんならなんで携帯に現われるという
設定にしたのか不思議。
事件の真相を究明するためのきっかけとしての登場なら
別に正哉を登場させなくても違う方法があるのでは?
正哉の存在を重くしたいのか、軽くしたいのか。。
後々に続く文章では「重い」とは思うんだけど
あまりにも、簡単に義父にスイッチしたなぁと。。

後、母親との軋轢の問題は?
母親が主人公・夏貴に執着する理由は分かった。
でも、理由が分かったからと言って
2人の関係がいきなり良好に変化するとも思えず。。
そこらへんの描写がないんだよねぇ。。
義父となる東が登場する事で完了した事になってるのか?

そして、とどめ。。
謎解き部分で起こる、問題提起。
受精卵の流用から始まり、いきつくところは
クローン人間へ。

結局、何を中心にした物語だったんだろう?

登場人物があまりにも軽く描写されてると思うし
どれもこれも中途半端で次から次へと物語が
展開されてる感じがする。

★★☆☆☆

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タグ : 読書 畠中恵 ミステリー ファンタジー

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