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どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。
財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性
アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで
出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。

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発売と同時に図書館に予約したのだが
人気作家という事もあり、やっと読めた。

誰か」のシリーズの続編。
489ページという長編だが読みやすい。

今回のテーマはずばり「毒」。
この「毒」、目に見えたり、見えなかったり
知らない間に人から感染してたりなどなど
自分で気付かない内に人々は色々な毒に
触れたり侵されたりしているようで。。。

冒頭に書かれている「連続無差別毒殺事件」を
ベースに他の事件や色々な伏線が
絡み合いながら物語りが進行していく。

残念ながら、私は犯人が登場し、主人公・杉村三郎と
会話した時から何故かピンときてしまった。

でも、この物語は犯人の推理を楽しむより
誰の人生にでも起こりうる苦しみや
しのびよる恐怖を味わう本なんだろうと思う。

「普通」と「異常」の境界線はどこなのか?
それは、誰が決めるのか?

重いテーマも含んでる本になっている。
ただ、私がひとつ気になったのは主人公、杉村三郎が
あまりにも簡単に色々な事件に関係するというか。。
「人が好い」という理由だけでここまではまるもんかなという疑問が。。
もう少し、設定を考えて欲しかった。

★★★+☆☆

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タグ : 読書 宮部みゆき ミステリー シリーズ物

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