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ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。

「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの
あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない
そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを
この手で探り当てていくしかない。(本文より)」

ピアノの調律に魅せられた一人の青年。
彼が調律師として、人として成長する姿を温かく
静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。

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初読みの作者さん。会社の人から借りてよみました。
こんなに静かに進んでいく物語を久しぶりに読んだ気がします。
静かだけど、力強く、風景描写・心理描写が
とても良かったと思います。
主人公がひたむきに1つの事を追い求め
成長していく姿にとても惹かれました。
これだけ自分が夢中になれる仕事に
出会える人はきっととても幸せ。
成長の途中の段階で、話が終わってしまっているのが
残念かな。でも、これが狙いなのかも。。。。

★★★★☆

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タグ : 読書

「おまえも一緒においで。お文のところへ連れていってやるよ」月の光の下
影踏みをして遊ぶ子供たちのなかにぽつんと現れた、ひとつの影。その正体と
悲しい因縁とは。「ぼんくら」シリーズの政五郎親分とおでこが活躍する表題作をはじめ
「三島屋」シリーズの青野利一郎と悪童3人組など人気キャラクターが勢揃い!
おぞましい話から切ない話、ちょっぴり可笑しい話まで、全6編のあやしの世界。

全編6編からなる短編集。
ばんば憑き」の改題版であることに気づかず
図書館から借りました。

読んでいる最中に、あれ??と思い
調べてみると・・・って感じ。

んー。なんだかんだと結局、全部既読のもので
復習読みになりました。
復習読みと分かりつつ、最後まで読んでしまった私。
宮部作品は、何度読んでも切なくホロリとさせられます。

が、読者としては、改題して文庫化するのは止めてほしいかも。
紛らわしいです。せめて改題するなら、新しい短編の
1本でも入れて欲しかったですね。

既読の作品ばかりだったので
★の数はこれで・・・

★+☆☆☆☆



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タグ : 読書 宮部みゆき

おちかと同じ年のころの娘が、三島屋を訪れた。聞けば、自分が幼馴染のところへ
嫁に行く前に、誰かにどうしても聞いてほしい話があると言う。それは、娘の祖母がいた
岩槻にある、必ず男の気持ちが離れてしまうという池にまつわる言い伝えだった。
そして、娘は、戒めを守らなかった祖母の身に起きた不思議な話を語り始める。

このシリーズも3冊目。
そして、今回も連続短編集でした。

「魂取の池」「くりから御殿」「泣き童子」
「小雪舞う日の怪談語り」「まぐる笛」「節気顔」からなる全6編です。

今回も恐ろしいやら切ないやら哀しいやら・・・
色々な読後感を持つ短編集の集まりでした。

この中で一番良かったと思うのは
「くりから御殿」ですね。
幼馴染が死に自分だけが生き残る話なのですが
読んでいる最中はとても切なかったですけど
読後感は、優しい気持ちになれました。

表題作の「泣き童子」は恐ろしかったです。
泣かれる怖さと、泣くしかない怖さ。
巡りめぐって、それが自分の子供に・・・となると
恐ろしさも格別ではないでしょうか。

「まぐる笛」も印象が強く
文章を読みながら想像するのですが
その想像を途中で止めたくなりましたね。
これだけは、きっと映像では見れないと思いました。
選ばれる方がいいのか、選ばれない方がいいのか
どちらもどちらのような気がしますが
私だったら、選ばれない方が自分は幸せかもしれないなぁと思ってみたり。。

今回も次作に繋がる伏線がありましたので
楽しみに待ちたいと思います。

★★★★☆



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タグ : 読書 宮部みゆき 時代物 シリーズ物

美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。
しかも村には秘密があって…!?林業っておもしれ~!高校卒業と同時に平野勇気が
放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に
生きてきた人々に出会う。

舟を編む」に引き続き三浦しをんさんです。
映画にもなりましたね。

タイトル通りの物語とでもいいましょうか。
最初から最後まで「なあなあ」の独特の
雰囲気をまとったお話でしたw

もしかして、もしかすると
「林業」を主題とした物語を初めて読んだかもしれません。
主人公・勇気が林業を通じて成長していく様が
表現豊かに描写されています。

知らなかった林業の世界を読む事で
勇気と一緒に勉強でしたねw
勇気の恋の行方も気になるところです。

続編が出てるようなので、読んでみようと思います。

勇気が段々カッコ良くなっていきますね~☆

★★★☆☆



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タグ : 読書 三浦しをん お仕事小説 映画化

玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが
新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。
個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て
彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。
果たして『大渡海』は完成するのか──。


映画化されましたね。
映画化を機会に、読んでみました。
映画を見るでなく、本にはしる私。w

面白かった。というのが素直な感想です。
「言葉」に対しての思いがそこかしこに
溢れてる作品でした。

この本を読んで、初めて辞書1冊を作るのに
どれだけの労力と時間が掛かるのかを
知りました。
辞書、学生の時にもっと大事に使えば良かったな
なんて今更思ったりもして。。

同じ発音でも、意味が違う単語があるというのは
分かっていたけれど、奥の奥までの意味を
考える事はあまりなくて。。。

「言葉」というものの大切さを教えてくれる本だと思います。
お勧めですね。

★★★★★



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タグ : 読書 三浦しをん 映画化

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